34GT-Rはノーマルでも楽しめチューンしても又楽しめモータースポーツの最高峰(キング)として永遠
に人気が耐える事無く保ち続けるでしょう。プレミアムが付く車種には定義があります。ポルシェ993を例
に取ってみましょう。最終型(96〜97年)、バリ物の低走行車がプレミアム価格になり特に白が人気です。
ポルシェ(911)は空冷エンジンと丸目ライトとオーバーフェンダーの条件がファンの心を捉えています。
ポルシェはカエル顔でなくては成らず、初期の993カレラは400〜で最終モデルになると800万円オーバー
いたします。

フェラーリF355の場合は最終型のXRシャーシ(98〜99年)、バリ物の低走行車がプレミアム価格で、MT
に赤黄以外のレアな色が現在人気があります。99年のシルバー、白、黒モデルは1200万円オーバーです。
どれも大幅なフルモデル以前でその車らしい特徴があり新型に賛否を分かれ発売前にも関わらず玉数が
少ない状態になるのががプレミアム車の特徴です。旧ミニもラストミニ(00年フロントラジエターのクーパー
とメイフェア)も最終型のバリ物はプレミアム価格です。

34GT-Rも同じ様に最終型(ニュル、VスペU含むH14年)、バリ物低走行車がプレミアム対象になるでしょう
いや、もうなっています。人気色は白とベイサイドブルーで(赤と初期の黄色は不人気色)で既に新車価格より
上昇し1ています。新車+100万円です。購入する際には過走行、複数オーナー、プチ当ての底値の初期型を
買うか、バリ物の最終型を選ぶのが値下がりは少ないと思われます。初期型H11のチューン車にプレミアム価格
を付けている車輌も多く見かけますが一番損するかと思います。初期(H11〜12)はVスペ、STDに拘らず低走行
で程度の良い車両がお勧めです。

GT-Rはポルシェやフェラーリと違い国内エンジン(RB26DETT)の供給が容易に行え新品E/gで75〜80(N1)
で買えリピルトE/gなら50〜60万円で手に入ります。チューニングメーカーのコンプリートも買えます。タービンも
リピルトなら安く手に入れる事も出来ます。又各ショップにてOHも行えます。なので例え10万キロ走っても深刻な
心配は要りません。

バリ物の低走行車と言いましたが走行距離による査定ダウンは34Rの場合、1万キロで30万円程度です。
つまり5万キロも走れば150万円も値下がりしますがこの手の車は1万キロ走るのに1年掛かり、それで30万円
のダウンで済むのなら安いもんです。乗った方が得ですね。又、20万キロ走ったGT-Rも多数存在しますの
で安心です。さすが国産車です。

34GT-Rはチューンしても査定がダウンせず(ノーマルパーツ置いていると尚OK。社外品のエアロはNG)
色の人気による価格差も小さく、その割りに中古市場が少ないので(販売台数の1%程度)良い車両を
見つけたら即買いです!F355や993も同じですが皆さん1年ぐらい掛かけてバリ物を探されていますよ。

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